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私たちの桜材を使ったギターの始まりは、2014年に製作された一本のウクレレからでした。従来の輸入材とは木質もサウンドも異なるこの木材に、Headwayは長年のギター作りの知識と技をもって今日まで向き合いを続けています。そして本年、ついに10周年という節目を迎え、さらなる飛躍と世界へ羽ばたいて欲しいという願いを込めた特別なモデルがここに完成しました。
菫青石(きんせいせき)という和名を持ち、文字の如くスミレの花のような深い群青色を持つアイオライト。ギリシャ語で『青』を表す『アイオ』、『石』を表す『ライト』から名付けられたとされます。ヴァイキング時代の航海の際、アイオライトを羅針盤のように使ったとされ青みを帯びた菫色であることから「海のサファイア」やウォーターサファイア(water sapphire)とも呼ばれていたようです。「誠実・徳望」などの石言葉があり、道しるべとなる「ビジョンの石」と言われ、内なる眼を開かせ、直感力を高めてくれる宝石です。
ヘッドストックには10周年を記念した特別なデザインが施されます。鶴は仲間や家族とのコミュニケーション、番い(つがい)同士での求愛のために羽を広げ踊ります。Headwayを支えていただいているユーザーの皆さまへの感謝、そしてこの特別な年を迎えられた喜びを、縁を担ぐ存在である鶴たちに重ねインレイに表現しました。
桜モデルを象徴する要素の一つとして、指板上にはアクリルと木材を使用して巧みに表現された桜のインレイが施されています。また、ピックガードには紫色の木色を持つパープルハートが用いられました。
日本国内で採取された山桜(ヤマザクラ)をサイドバック材として使用。非常に硬質な特徴がありローミッドにピークを持ちつつも、桜材特有の甘いサウンドを奏でます。ボディ中央にはピックガード材と同じパープルハートによるセンターラインが装飾されています。
ヘッド裏にはHeadwayの桜モデルを象徴する「和傘の女性」から着想を得た、10周年モデル限定のアニバーサリーロゴが刻印されます。
Headwayマスタービルダーの百瀬恭夫が1934年製のビンテージギターのブレーシングを研究し、独自に発展させたブレーシングを継承。Xのクロス位置がサウンドホールに近いセミフォワードシフトで新品時より低音の反応がよく、ボリュームのある鳴りを持ちます。フォワードシフトよりも5mmほどブリッジ寄りになっていることにより、トップ板の安定性も考慮された設計が行われています。
Body Top:
Adirondack Spruce
Body Side&Back:
Yamazakura
Neck:
African Mahogany
Fingerboard:
Richlite
Nut:
Bone
Saddle:
Bone
Bridge:
Richlite
Machineheads:
GOTOH®SG301 01 GG
Fret:
HHF-AG2S
Scale:
645mm(25.4inch)
Neck Grip:
Slim U
Width at Nut:
43mm
Bracing:
34 Semi Forward Shifted, Scalloped X Bracing
Finish:
Thin Urethane
Strings:
Elixir® NANOWEB Light(.012-.053)
Accessories:
ハードケース、六角レンチ、保証書